2017年 04月 10日
朝鮮半島有事
「ついに来るべき時が来た」-。多くの専門家が口を揃(そろ)えているのに、国会やマスコミには、危機感がまるで感じられないのだ。
自ら在日米軍基地を標的にした「訓練」と明かした北朝鮮の弾道ミサイル発射は、多くのことを日本に教えている。移動式発射台から同時に「4発」発射したミサイルを約50キロの範囲内に着弾させた3月6日の出来事は、この問題が、いよいよ自分たちの「命」にかかわるものになったことを意味している。
1994年の核危機から実に23年。「北朝鮮が核弾頭の小型化と起爆装置の開発に成功するまでがタイムリミット」という軍事専門家たちの声をよそに、長期にわたって、「6カ国協議」や国連安保理での「制裁決議」でお茶を濁し、ついに日本は、自らの生存の危機に立ち至ったのである。同17日、北朝鮮ミサイルに対する住民避難訓練が、秋田県男鹿市で初めて行われたニュースを見ながら、私はさまざまな感慨に捉(とら)われた。
5日には、米中首脳会談を前に新たな弾道ミサイルも発射された。ミサイル発射から日本国土への着弾までは「10分」を要しない。しかも、多数発のミサイルへの日本の防御システムには実効性に疑問の声がある。これに対して、社会の木鐸(ぼくたく)であると同時に、警鐘を鳴らす役割を果たすべき新聞は、どう報じただろうか。残念ながら、それは「お粗末」というほかない。
新聞がこの2カ月、紙面を使い続けたのは、かの「森友」問題だ。もともと豊中市の共産党市議が教育勅語朗読の学園は「許せない」と宣言して仕掛けた政治闘争にメディアが乗り、首相の直接関与での追及が無理ならば、「忖度(そんたく)」なる言葉まで捻(ひね)り出して、推測に推測を重ねた不毛な論議がくり返された。
国民の命にかかわる北朝鮮の核ミサイル問題に本気で取り組んだのは、産経だった。事実報道に加え、袴田茂樹・新潟県立大学教授や、西原正・平和安全保障研究所理事長らが貴重な問題提起を行った。だが、他紙に「これは」という記事は見あたらなかった。
私は、共謀罪の構成要件を改めたテロ等準備罪法案についても、抽象論ではなく、国民の生命・財産をテロや組織犯罪からどう守るかという観点で具体的論議を深めてほしいと思う。
しかし、これも、法案採決で「審議を尽くしていない」などと叫びながら、手に手にプラカードを持った野党議員が委員長席に詰め寄る“いつもの風景”が繰り広げられて終わるだろう。そして新聞は、その政治家たちと同じレベルに立って記事を書き、囃(はや)したてるのである。
最も大切な「使命」と「責任」を見失った新聞ジャーナリズムの衰退を見るのはつらい。
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【プロフィル】門田隆将
かどた・りゅうしょう 昭和33年、高知県出身。中央大法卒。作家・ジャーナリスト。最新刊は日台同時出版の『汝、ふたつの故国に殉ず
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うな(ガンマン無頼) @unauna711 7時間
#グッデイ って馬鹿か?
「アメリカ軍が朝鮮半島結集、日本への影響は?」とか信じられないナレーション!
影響とかいうレベルじゃないだろうが!
国民に注意喚起をするのがテレビの役目だろうが!
#fujitv
桜井誠 @Doronpa01 8時間
今頃になって各所で北鮮動乱の脅威が語られています。平和ボケ日本の姿を現しているように思いますが、それでも気が付かないよりは遥かにマシです。北鮮狂乱の実態、北鮮への攻撃圧力を強め続けている米国の動き、などについて我が国政府は動向を把握し自国民を守るための行動を取るべきです。
韓国在留邦人の扱いが問題となっていますが昨日の講演会でも話に出たように政府が国民に渡航自粛を呼びかけない限り、会社としては何もできないと思われます。現在、外務省の頭がお花畑の木っ端役人が「注意レベルを引き上げる要素はない」として引き上げを拒否しているとか。やっていることは害務省
@fujisan1128さんが栗林忠直をリツイートしました
この様な事が重要な時に起こるから反日マスコミは大反対である。日本の危機に日本のためになる報道をしないのは何処の国のメディアだ。
この様な事が起こることは在日特権から概ね予想出来たはずである。他国では国営放送まで、反日人が存在する事自体異常事態であり、平和ボケもほど過ぎる。
500@_500yen.4月9日
山口敬之も言ってたけど、トランプ大統領が北朝鮮への軍事行動を決断したら、日本は北朝鮮からの中距離弾道ミサイルによる攻撃よりも、朝鮮総連や朝鮮学校で洗脳訓練された在日朝鮮人による在日米軍基地や日本国内の繁華街を狙ったテロが起こる可能性が高いからね
(´・ω・`)
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