あなたはB層か? 

「TPP反対!」「打倒民主党!」抗議デモが毎週行われています。
「フジデモ」は、テレビでの偏向報道に抗議をし、「テレビ報道を疑え!」と抗議します。
チラシ配りの人たちの地道な応援も見逃すことは出来ません。

少しづつ理解してくれる人も増えていますが、
「TPP? 馬鹿みたい。(チラシ配りや街宣をしている人に)」
「TPP?俺には関係ねぇよ!」「テェペェペェ?何それ?」

の人も多いのです。

過激なブロガーは「愚民どもが」と怒ります。
選挙権があるのに無関心。投票したから政治に参加したと勘違いする人もいます。

太平極楽の時代ならともかく(政治が安定していれば)、今日本は有史以来の国難の時でさえ、のほほんとしている人のいかに多いことか。

家族や自分に直接関係すること、趣味が一番で、政治は何番手だろう?恐らく片手間。
これでは、テレビのさじ加減でまた民主党に騙されてしまうし、民主党のような詐欺議員を誕生させてしまう。

戦後の教育は「日教組」の影響で、日本=悪の 自虐史観で日本を素晴らしい国とは思わないようにし、
テレビ局にも左翼や反日の代表朝鮮勢力が跋扈してしまって、益々日本と言う国が蔑にされている。

中でもテレビによる影響は計り知れない。以前もB層の記事を投稿したけれど、哲学者の観点からのB層観は的を得ている。
「愚民が!」と怒る前に、目覚めた国民はテレビの行き過ぎた偏向報道、扇動の実情を知らせようと、「テレビから情報を得るのはやめよう!インターネットから情報を得て、そして、自分で考えるようにしよう!」と日夜周知に頑張っている。

日本を正常に戻す為に。一日も早く、一人でも多くの国民が、B層なるものから脱却出来るように。
目覚める前はB層だった人たちも訴えています。(私自身も含みます。)

「正論」の記事を転載しました。

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日本を蝕む「三流」
増殖するB層をいかにくい止めるか

哲学者 適菜 収
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偽物の氾濫
今の世の中はニセモノであふれています。
三流のものがもてはやされ、本当に価値があるものは≪古臭いもの≫≪つまらないもの≫≪反社会的なもの≫として排除されている。

政治の世界も混乱が続いています。

だいたい閣僚の失言が三つくらい重なると内閣の存続は危なくなりますが、野田内閣はすでに吹っ飛んでいる。

防衛省になった一川保夫は、「(自分は)安全保障に関しては素人だが、これが本当のシビリアンコントロール(文民統制)だ」「防衛のみならず、あらゆる分野で国民的な感覚、一種の素人的な感覚でしっかりと対応したい」と妄言を吐きました。
自民党の石破政調会長は「大臣解任に値する。任命した野田首相の見識も問われる」と批判しましたが、これはそれ以前の問題です。

なお、党最高顧問に就任した菅直人も、文民統制をまったく理解していませんでした。
二〇一〇年八月十九日には、北沢防衛省(当時)に対し、「昨日事前に予習しましたら(防衛)大臣は自衛官ではないんだそうですね。」と発言している。国務大臣が文民であることは高校生でも知っている。要するに、国家の根幹が深い病に侵されている。

財務省が安住淳というのも狂気の沙汰です。ドルが暴落し、世界経済が危機に直面している中、財政政策についての実績も見識もまったくない素人を起用してしまった。経済界はもちろん、民主党内からも不安視する声があがったのは当然です。

普通に考えれば、財務省に仕事を丸投げしたということでしょう。中途半端に経済がわかる人間をトップに据えると、余計なことを言い出して面倒なので、無能中の無能を選んだと。柔道をやっていた野田は「寝技は苦手」と謙遜していましたが、そうでもないらしい。
『ウォール・ストリート・ジャーナル』は、「活発で単刀直入な49歳」「安住氏自身のウェブサイトを見る限りでは、円高よりも14人組のダンスボーカルユニットEXILEに詳しいようだ」と評価していました。

すでに世界にはこうした深刻なメッセージが発せられているわけです。

ちなみに、かつての財務省・菅直人も、経済学の基礎の基礎である乗数効果を知らないズブの素人でした。
十八世紀の巨匠ヨハン・ウォルフガング・フォン・ゲーテは、「活動的なバカより恐ろしいものはない」と言います。そして、素人が政治に口を出すことに警笛を鳴らしました。

ところがいまや、素人が政治に口を出すどころか、素人が閣僚になっている。「活発で単刀直入」な人間が、国家の中枢に居座るようになってしまった。

ゲーテの警告
なぜこんなことになったのか?
先日上梓した『ゲーテの警告 日本を滅ぼす「B層の正体』において、私はゲーテを中心に過去の賢者の治験を振り返り、今の時代の病を浮き彫りにすることを試みました。
ゲーテは、詩、戯曲、小説、哲学、自然科学、政治、法律、あらゆる分野で一流の業績を残した大教養人であり、賢者の中の賢者です。

ゲーテは近代の発生を第一線で経験しました。七年戦争、アメリカ独立戦争、フランス革命、ナポレオンの英雄時代と没落時代を知っている。そして、その確かな目で現実を鋭く観察し、近代大衆社会の末路を予言するような言葉を大量に残しています。

最近、子供っぽい大人、子供っぽい老人が多すぎませんか?
気分は子供時代のまま。それで、非難されるどころか、むしろ「いつまでも子供の心を失わないこと」が尊重される世の中です。

子供だらけの社会では大人の意見は軽視される。女子供の正義が横行します。
(略)
B層の拡大
人類の負の遺産は、今もわれわれの社会に暗い影を落としています。
こともあろうに、わが国では政権与党が「革命」を唱え、血腥いフランス革命のスローガン「友愛」を掲げるに至っている。

これは、B層が急拡大した結果です。

B層とは、マスコミ報道に流されやすい「比較的」IQ(知能指数)が低い人たちです。


これは、私の言葉ではなく、二〇〇五年のいわゆる郵政選挙の際、自民党内閣府の依頼を受けた広告会社「すりーど」がつくった概念です。
その企画書「郵政民営化・合意形成コミュニケーション戦略(案)」によると、構造改革に肯定的でかつIQが低い層」「具体的なことはよくわからないが小泉純一郎のキャラクターを支持する層」「主婦や老人、低学歴の若者」がB層ということになる。

当時、このB層に向けて、小泉のワンフレーズ・ポリティクスが集中的にぶつけられました。「郵政民営化に賛成か反対か」「改革派か抵抗勢力か」と問題を極度に単純化し、マーケティングの手法を駆使することで、小泉自民党は圧勝します。
(略)
後年、同じ手法を使って政権を奪ったのが民主党でした。
「政権交代か否か」「民主主義の改革か自民党の古い体質か」と単純な対立の構図を作り出し、マスメディアを利用して政権を奪った。というより、民間PR会社や広告会社を使って露骨な世論操作を始めたのは小沢一郎
の方が先です。九九年に小沢が細川連立政権を作ったときには、完全にB層の存在が意識されています。その背後では、テレビ朝日がナチス顔負けのプロパガンダを行い、電通EYEをはじめとする広告会社が動いている。
(略)
小沢はポピュリズムを最大限に利用することで鳩山民主党政権を作りあげました。


B層向けのマニフェストをつくり、B層に向けてぶちあてた。「マニフェストは実現不可能だ」と識者に批判されても、その言葉がB層に届かないことを小沢は見抜いていました。

B層は、ばら撒き政策の根拠や、民主党が隠し持っているイデオロギーには全く興味を示さないのです。

後日、民主党のマニフェストのほとんどが詐欺だったことが明らかになると、B層の住人は「騙された!」と憤慨するようになった。
民主党に政権をとらせた責任は自分たちにあるのに、彼らは絶対に反省しません。

自分たちに常に正義があると思い込んでいるのがB層だからです。
自分たちは被害者だと思い込むのがB層だからです。

無制限に拡大した権利意識と被害者意識がB層の行動を規定します。


現在、政治家の支持基盤、商品の中心購買層、マスコミのタブーがB層に急シフトしています。その結果、B層向けの低レベルなコンテンツが世の中に溢れ、そこで増幅されたB層エネルギーが社会全体を呑みこんでしまった。

かつては、A層は踊らせる側、B層は踊らされる側という明確な区分がありましたが、今ではその境が曖昧になりつつある。発達したB層が、社会の中心に居座るようになって以降、B層の世界観・歴史観がA層を浸食するようになっています。

衣食住、文化、スポーツ、すべての分野において、わが国では急速にB層化が進んでいる。誰もがうっすらと気づいていたけど、表立っては言えなかったこと。

それは、今の日本の最大の権力者がB層であるということです。


結果、≪大人の意見≫は貶められ、本来なら権力を握ってはいけない人々が、圧倒的な権力を手に入れて社会の前面に出てきたわけです。

新内閣の実像
B層は同じような詐欺に何度でも引っかかります。
新内閣の総理が「ドジョウ」「料金1000円の理髪店で散髪」などと庶民感覚をアピールすれば、支持率も6割を超えてしまう。
(略)
さて、共同通信の世論調査では、野田政権発足時の支持率は62.8%一方小沢の党員資格停止処分については「解除しない方がよい」が77.3%です。

この数字おかしくないですか?
要するに、小沢の復権に反対しながら、小沢復権を唱える閣僚が揃った内閣を評価するような人たち、何も考えずにマスコミから与えられたイメージに流されてしまう人たちが、世間にはかなり大勢いらっしゃるということです。
彼らがB層です。
(略)
民主党政権を生み出したのは、他でもないわれわれの社会です。それに対する根本的な反省がない限り、われわれは同じ過ちを繰り返すのではないか。民主党を駆逐したところで、第二の民主党が将来再び出現するだけなのではないか。
(略)
大衆社会の末路
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先述した「郵政民営化・合意形成コミュニケーション戦略(案)」のグラフは、子会において「国民を愚弄しているのではないか?」と追及されましたが、私は、わが国の将来がB層の動向にかかっていることを明確に示している点で非常に優れていると思っております。

グラフの縦軸と(IQ)と横軸(構造改革に対する姿勢)の内容は、広告会社の単なる思いつきなどではなく、近代社会の構造を考える上で、非常に重要な意味を含んでいます。

縦軸は説明するまでもありませんが、横軸は「日本固有のシステムを国際標準に合わせることに対する是非」「グローバリズムに迎合することに対する是非」と捉えることもできます。

さらに深い場所を見れば、横軸を「近代的諸価値を全肯定するのか、保留するのか」と読み替えることもできる。

つまり、B層とは近代的な価値を盲目的に信仰する人たちでもあります。
「B層」は人間の質を表します。近代的大衆社会の中で発生し、自ら近代化の原動力となることにより、最終的に自分のクビをしめるのがB層です。B層の拡大により発生したB層社会は、必然的に腐り果て、国家はデマゴーグ(扇動政治家)により支配されるようになる。
(略)
政治、文化、その他あらゆるプロフェッショナルの領域に、≪民意≫≪素人の意見≫≪女子供の正義≫≪喫茶店での話題からえた結論≫が押しつけられるようになった。

ゲーテはこうした大衆社会の末路に警告を発したのです。
(略)
デマゴーグー扇動政治家 扇動的な意味や噂
女子供の正義=社民党や共産党などの左翼による思想を言うのだと思います。

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正論11月号(11月1日発行)ですから、この記事の内容は、新内閣が発足して間もないころです。
TPP問題もまだ出て来なかった頃です。今や支持率も下がりっぱなしですが、ネットの支持率に比べればとんでもなく高い率です。まだまだB層が跋扈している証でしょう。


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by kkagayaki2 | 2011-11-24 13:08 | テレビが報道しないこと | Trackback