2011年 04月 03日
自粛はやめましょうはいいのですが
強制的に「遊ぶのはやめてください」と言っているわけではないし、
人の性格はそれぞれなのです。最初は同情していた人も
停電の影響もあり、いい加減うんざりしていることでしょう。
日本は一つ、日本人は一つと言っても、いざとなると自分のことが大事で
買占めをする人だっていました。今も続いているんですよ。
逆に節電をする為に洗濯機をを使わず手洗いをして、協力している人も
います。いろんな人がいます。
今でも被災地の人を思うと、何も楽しめないと言う人がいる一方で、
何にも考えず、いつも通りの日常を、趣味を楽しめている人もいます。
大地震が起き、津波で流される映像を目にしながら笑っている人さえいたんですから。
世の中善意の人ばかりではありません。善意の強要もやめた方がいいと思ったのは
毎日新聞の読者の投稿を見た時。最初は驚きましたが、今は少なくない意見と
思っています。
お見舞いの言葉や一応同情する気持ちを表わした記事を要約すると、
「日本中が暗くなって、嫌な感じ。私も暗くなってしまう。周囲が震災の話ばかり
している。気晴らしになるかと公園に行ったら、おばさん達が震災の話をしていた。
暗い顔して、親戚や知り合いに被災した人がいるんだろうけど、こんなところまで
来て、震災の話をしているなんて!
いい加減にしてと思った。皆さん、もう震災の話をするの止めましょうよ!止めませんか!
26歳の女性の投稿でした。
まだ三週間、家族の安否がわからない人もいる状況でも、テレビは原発で避難してきた
アリーナの避難民の明るい話題が主になって来ている。
それでも、やっぱり、どこに行っても話題になってしまう。してしまう人もいると思う。
それを「止めましょう!」ってなぜ言えるのだろう?と思うのは、私だけでしょうか?
イベントが中止になっている。何となく右へならえでの決定のような気がする。
お祭りで収入を得ている人もいるし、軒並み一年に一回の楽しみを奪ったりしていると
上記の女性のようにストレスを溜めた人が、その怒りを
被災者に向けてしまうかもしれない。
問題は羽目を外さない、馬鹿騒ぎ(人を馬鹿にしたようと言うことです)は慎む。
平時でも嫌なことをやらないようにすればいいこと。
5月以降は、復興に向けての動きつつある頃ではないだろうか。
応援の意味でも自粛は余りしない方がいい。どっちにしても無理は禁物。
楽しみたい人は大いに楽しむべき。そうしないと経済も落ち込んでしまう。
応援する人が落ち込まないように、楽しむ時は楽しもう!
私自身はまだ家族や友人とは震災の話はする方。それでも、その楽しむべき時間では
しっかり楽しんで、現実を忘れられると思う。笑うところでは笑っているし、
お花見はしっかり行きます。例年通り、宴会の場所は避けて。
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by kkagayaki2
| 2011-04-03 19:54
| 東日本大震災
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